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認知症のケア 周辺症状の考え方

投稿日:2017/09/18

認知症1分講座
テーマ:「周辺症状(BPSD)」を考える。

認知症の方のケアを行う中で、
「周辺症状(BPSD)」という言葉を聞いたことはありませんか?

【周辺症状】
認知症の方の生活の中に起こる不安に伴い出現しやすくなる症状で
行動・心理障害(BPSD:Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)
と言われています。

認知症になる前は「無かった」症状が、
認知症になった後に、「出現するようになった」
症状のことと考えると良いでしょう。

【基本的なケアの考え方】
認知症のケアを行う際のポイントは、
本人に起こる「4つのマイナス・ステップ」を理解することです。
生活の中で本人の心の中に起こる様々な不安を理解し、解決しましょう。

「4つのマイナス・ステップ」

 ステップ1:「不安」
 ステップ2:「不満」
 ステップ3:「不信」
 ステップ4:「不穏」

【まとめ】
(-)(マイナス:以前は無かった症状)が、
(+)(プラス :出現し始めた)ものを
「周辺症状(認知症の行動・心理症状:BPSD)」という。


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